11月21日ヒューマンライツ・ナウ主催「世界子どもの日チャリティウォーク&ラン2015」開催のお礼とご報告

11月21日ヒューマンライツ・ナウ主催「世界子どもの日チャリティウォーク&ラン2015」開催のお礼とご報告

11月21日、ヒューマンライツ・ナウ主催で、世界子どもの日チャリティウォーク&ランを開催いたしました。幸い、素晴らしい晴天に恵まれ、400人ほどの皆様のご参加で盛況のうちに、無事終了いたしました。5キロ、10キロ、リレー、ウォーク、思い思いに参加者の方々がチャレンジされ、大変盛り上がった素晴らしい一日となりました。当日の様子の一部を既にヒューマンライツ・ナウ公式Facebookにアップしておりますので、是非ご参照ください。

https://www.facebook.com/HumanRightsNow/?ref=ts&fref=ts

当日は、ヒューマンライツ・ナウ主催の第1回「世界子どもの日 映像スピーチコンテスト」で最優秀作品に選ばれた、福生市立福生第二中学校3年生、伊藤 輝さんが、閉会式で、差別のない社会をつくるためにひとりひとりが小さな行動を積み重ねていくことの大切さについて、自分の体験と実感を込めて、素晴らしいスピーチを披露してくれました。

http://hrn.or.jp/news/5305/

伊藤さんのスピーチ本番前には、コンテスト審査委員の堀潤さん、フェイスアマノさんがそれぞれ、スピーチのトレーニングをしていただきました。

また、被災地・岩手県大槌町出身の岩間文佳さんが、ノーベル平和賞を受賞したマララさんのスピーチの一部分を読みあげてくれました。

このほか、子ども向け人権ワークショップ、ヒューマンライツ・ナウを知るコーナーでのご説明、フォトコーナーなどを通じて、子どもの人権を守るためにひとりひとりが何かの行動していくことの大切さを参加者全員で分かち合う機会となりました。

ご協賛、ご参加いただいた皆様、大会実行委員としてご尽力いただいた皆様、ボランティアの皆様すべてに心より感謝申し上げます。

本大会で得た貴重な収益はヒューマンライツ・ナウの活動に充てさせていただきます。これからの一年、世界がより平和で安全で、人々が大切にされる場所となるよう、そして日本と世界の子どもたちの人権が守られるよう、そして大人たちの人権も守られるように、ヒューマンライツ・ナウは微力ながら力をつくりしてまいりたいと思います。

ヒューマンライツ・ナウ事務局

閉会式・スピーカーのプロフィール

≪スピーカーの紹介≫

伊藤 輝(いとう・ひかる)さん/福生市立福生第二中学校3年生
(世界子どもの日映像スピーチコンテストの優勝者)フィリピンと日本のハーフ(ダブル)。NPO法人青少年自立援助センターYSCに通われています。日本に来たばかりで日本語ができないまま小学校へ入学しましたが、からかわれた経験を経て、努力を重ねて話せるようになりました。日本語が得意ではないお母さんが一生懸命勉強されている様子を見て、励まされたそうです。そのような経験から、差別についても考えるようになり、より平和な社会を、自分自身の言葉で伝えていきたい、という願いをスピーチに込めて話していただきました。

岩間 文佳(いわま・ふみか)さん/岩手県立釜石高校2年生(被災地から、マララさんのスピーチに挑戦)2011年3月11日の東北大震災による津波によって、岩手県大槌町の子どもたちは、学校の外で勉強する場、友だちと過ごす場をなくしてしまいました。2011年から認定NPO法人カタリバが運営する「コラボスクール」という放課後学校では、そのような居場所をなくしてしまった子どもたちに教育の機会を提供しています。今回、「世界子どもの日」の記念に、そのコラボスクールで英会話を学んでいる岩間さんをお呼びし、子どもの教育について声を発しつづけることでノーベル平和賞を受賞したパキスタンの少女マララ・ユスフザイさんのスピーチを英語で発表していただきました。

 

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