【イベント】7/22(水)シンポジウム『混迷するシリア・イラク情勢下での女性と子どもたち~「見える現実」と「見えない現実」にどう立ち向かうか』

シンポジウム: 
『混迷するシリア・イラク情勢下での女性と子どもたち~「見える現実」と「見えない現実」にどう立ち向かうか』

【趣 旨】
 「イスラム国」による人質事件は日本社会に大きな衝撃を与えました。それまではどこか遠い国だった中東に関する報道量も増えましたが、報道では人質の行方や「イスラム国」に焦点が置かれがちとなり、戦乱に苦しむ現地の人々をめぐる状況や、なぜこのような事態に至ったのかといった背景については詳しく取り上げられてきませんでした。
 本シンポジウムでは、内戦下にあるシリア、さらにはイラク情勢とその行方について、現状およびその背景を知るとともに、ジェンダーの視点からシリア、イラク情勢への理解を深めます。 シリア、イラクにおける女性への暴力、人権蹂躙については、「イスラム国」との関連で取り上げられることが多いですが、体制側、反体制側ともに、さらには地域に介入する諸外国も女性への暴力を行使し続けてきた現状にも目を向けます。
 ともすれば「犠牲者」「被害者」としてシリア、イラクの女性の姿が強調されがちですが、本シンポジウムではイラク、シリアをめぐるどのような「現実」が見え、見えていないのかを検証し、わたしたちが「現実」にどう向き合えばよいのか、支援の方策を含め、多角的に検討します。
【日 時】 2015年7月22日(水)19:00-21:00(開場:18:30)
【会 場】 上智大学12号館502教室 
              〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町7-1
              JR・東京メトロ四ツ谷駅麹町口・赤坂口から徒歩5分
      
        アクセス:
        キャンパスマップ:  
          ※北門入り、すぐ右手に入り口があります。エレベーターをご利用ください。
          ※北門は19:30閉門となりますので、お帰りの際は、正門をご利用ください。
      
【講演者】  
・酒井啓子(千葉大学法政経学部教授)
・玉本英子(アジアプレス記者)
・辻上奈美江(東京大学大学院総合文化研究科特任准教授)   
【パネリスト】 
・綿井健陽(ジャーナリスト/映画監督)
・阿部浩己(神奈川大学法科大学院教授、ヒューマンライツ・ナウ理事長)
(上記講演者、報告者全員)
【モデレーター】
阿部るり(上智大学文学部新聞学科准教授、グローバル・コンサーン研究所所員)
【参加費】500円(上智学院教職員・学生無料)
【定 員】220名
[主催]認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ/上智大学グローバル・コンサーン研究所
[お申込み・お問合せ]ヒューマンライツ事務局
               Email: info@hrn.or.jp 
                Fax:
03-3834-1025
                                     TEL: 03-3835-2110
※参加申込/予約不要ですが、人数把握のため、事前にご連絡頂けますと幸いです。ヒューマンライツ・ナウ事務局まで、件名を「7/22シンポジウム参加希望」とし、氏名、連絡先を明記の上、メールまたはファックスにて、お申込みください。