【記者会見】10/13(木)11時「ユニクロ・製造請負工場における労働者の権利侵害 カンボジア労働者大量解雇に関する記者会見」 於:厚生労働記者会

ユニクロ・製造請負工場における労働者の権利侵害

カンボジア労働者大量解雇に関する記者会見のご案内

 

国際人権NGOヒューマンライツ・ナウでは、2015年1月、ユニクロの中国下請工場における労働環境に関する調査報告書を公表、劣悪な環境が衝撃を呼び、フォーストリテイリング社(FR社)は委託先工場における改善のためのアクションプランを公表しました。

2015年4月には、カンボジア委託先工場における労働環境の調査発表を現地労働組合C.CAWDU(Coalition of Cambodian Apparel Workers’ Democratic Union:カンボジアアパレル労働者民主連盟)と共同で厚労記者クラブにて実施、同組合所属の労働者への不当な取り扱い等を訴えました。

しかし、カンボジアについては特に十分な改善が見られないまま、2015年4月にヒューマンライツ・ナウが会見で問題を指摘したZhong Yin B工場では、2015年9月にC.CAWDU加盟の労働者が大量に解雇され、それから一年が経過し、職を奪われた労働者の生活は困窮の一途をたどっています

カンボジア、アメリカ、ヨーロッパ、日本のNGOはこの間、ファーストリテイリング株式会社(FR社)のカンボジア国内製造請負工場における労働者不当解雇について、FR社の行動規約に従って状況改善に取り組むよう、非公開での要請をしてまいりました。2016年9月29日にはカンボジア、アメリカ、ヨーロッパ、日本、香港のNGOが連名で、FR社に対応を求めるNGO共同公開書簡を提出いたしましたが、FR社からの回答は得られておりません。

このため、FR社のカンボジア国内製造請負工場における労働者の不当解雇の実情を広く知っていただき、FR社の行動規約に即した問題解決への対応を求めるためNGO共同記者会見を開催いたします。

ぜひ、万障お繰り合わせのうえ、参加いただければと存じますので、なにとぞよろしくお願いいたします。

 

日時:2016年10月13日(木)11:00~12:00(開場10:45)
場所:厚生労働記者会 (千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎第5号館 9F会見場)

 

【出席者】
伊藤和子 (ヒューマンライツ・ナウ事務局長・弁護士)
田中滋 (アジア太平洋資料センター事務局長)
大野和興 (日本消費者連盟共同代表)

 

【参加申込先】
厚生労働記者会幹事社 読売新聞社 電話:03-3595-2570

 

※記者会見当日の10月13日(木)18時40分から、ユニクロ銀座店前にて同問題を消費者に呼びかけるNGO共同行動を行います。こちらも、ぜひご取材ください。

 

【問い合わせ先】 
認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ 事務局 (担当:米沢)
電話:03-3835-2110  Mail:info@hrn.or.jp  Fax :03-3834-1025