ユニクロ 中国・カンボジア 製造請負工場の労働環境 調査報告書とその後の活動

FR20152014年、ヒューマンライツ・ナウはユニクロの中国製造請負工場の労働環境の調査に関するプロジェクトを香港のNGOとともに開始、潜入調査の結果、製造請負工場において深刻な過酷労働や法律違反が確認され、労働者の権利が侵害されている実態が明らかになりました。
ヒューマンライツ・ナウは2015年1月に調査報告書を公表し、記者会見を開催。
大きな話題となりました。
ユニクロ・ブランドを持つファーストリテイリング社は、調査内容を部分的に認め、改善を約束。しかし、その後の調査でカンボジアの委託先工場においても深刻な労働環境が明らかになりました。
私たちが身近に着る親しみあるブランド、それが海外の人たちの過酷労働によってできているとしたらどうでしょうか。
私たち消費者にはグローバルな低価格競争のもとで発生する人権侵害のサイクルの一部になるのではなく、それにNOを言い、現状を変えることを要求する権利があり、より人権にやさしい商品を買う選択権があります。私たちはファーストリテイリング社に対し、継続的に改善を求め、少しずつ前進している点もありますが、課題も残されています。多くの方に知っていただきたいと考え、特設ページをまとめましたので、是非ご注目ください。

2015年6月

  • 国連人権理事会で発言
    • 6月17日 国際企業と人権に関するワーキンググループ/人身取引に関する特別報告者
      発言内容:カンボジアと中国・被服産業における労働搾取–国際アパレルブランドの責任
      発言原稿(PDF)はこちら ※本文はすべて英語です。
      UNウェブキャスト(音声のみ)(00:01:38から)

 

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