HRNは2019年度、#MeToo運動を受けて刑法・性犯罪規定の改正に向けて様々な活動に取り組んできました。
HRNがSpring・Voice Up Japanとともに呼び掛けたオンライン署名はおかげさまで約10万あつまり、それを3月17日に森法務大臣に提出しました。刑法改正にあたっての専門家の検討会議の速やかな開催、被害者を入れることなどを求め、森大臣は真摯に検討することを約束、大きく報道されました。
これを受けて法務省が4月、性犯罪の被害者などをメンバーとした新たな検討会を設置し、実態に即した刑法の要件などを議論することが報じられました。
【NHK 性犯罪 実態に即した刑法要件など検討会で議論へ 法務省】
このような前進が得られたのも、支援いただいた皆様、ご一緒に行動をしてきた団体、署名いただいたお一人お一人、そしてフラワーデモなどに共感し、声を上げてくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。
新年度からはいよいよ検討会が設置されるということで、HRNとしては被害者や市民の期待に沿った法改正が実現するよう、専門的な知見を活かして一層貢献するとともに、市民の声と検討会をつなぐ役割も果たしていきたいと思っています。
是非引き続き皆様の力を貸してください。どうぞよろしくお願いいたします。