インターンの声

 

9月からリサーチ・フェローとして活動しているマチューです。フランスから来ました。学部生の頃に日本学を専攻していましたため,日本に興味があり,今まで勉強した国際人権法及び日本憲法・行政法の知識を活かしたく,HRNの活動に関わらせて頂くことになりました。

フェローとしてはHRNのリサーチ・プロジェクトに手伝うことは勿論ありますが,チラシの準備や大量メール配信等の一般作業からイベントの受け付けまで,当団体のプロジェクトの様々な段階に関わることもあり,NGOの運営に役立つ具体的なスキルを色々取得したと思います。又,インターンとフェローがよく協力している声明草案は,大学で提出するレポートと違って,対象となる企業や国際機関を的確かつ簡潔な文書で納得させる必要があり,国際人権法の実践について理解できるような興味深い活動だと思います。

国際人権問題の分野で活動する市民団体の中で,HRNのように日本を本拠して日本の国内人権問題を取り組む団体は非常に少なくて,当団体でフェローとして活動すると、日本における人権観念及び日本社会の深い理解を持つようになると思います。

さらに,HRNが催すイベントで人権侵害の恐怖を身をもって経験した被害者の生の声を聞くことができて,自由権の推進及び保護を改めて分かりました。

これからも自分のできる範囲にHRNの活動と人権保護に貢献できるように頑張りたいと思っております。

 

 

マチューさん(2017年9月~)


Q: HRNでインターンを始めたきっかけは?

昔から海外へ行くことが好きで、バックパッカーとして途上国を旅したり、ワーホリを利用して先進国に長期滞在したりしていました。そうした中で、貧困や差別に苦しむ人たちに出会ったり、先進国の進んだ考えや人権意識も見てきました。そして、いかに日本における人権意識や制度・法律が立ち遅れたものであるか気付かされるようにもなりました。「日本はいい国!」という意識を持つには、まだ解決されなければならない問題が多く残されていると思います。こうした思いから、次の仕事までのブランク期間を利用して、何か社会貢献活動に参加しようと考えていたときに見つけたのが、HRNのインターンでした。

Q: 普段はどんな仕事をしているのですか?

普段はオフィスにて、SNSの更新やHPの記事構成などをしています。HRNは人権に関する幅広いテーマを扱ったイベントを頻繁に開催しています。そうしたイベントの運営補助や、イベントの記録なども積極的におこなっており、楽しい仕事の一つです。

Q: HRNのインターンオススメポイント!

賛同しているミッションに向かって仕事ができていること、また、一つの問題だけに限定されず、様々な社会問題について取り組めていることが嬉しいです。一方で、「人権」というと難しく聞こえますが、オフィス内の雰囲気に堅苦しさや厳しさはなく、スタッフや他のインターンとの関係もラクです。インド料理屋激戦区にオフィスがあるので、ランチタイムのインド料理屋巡りも楽しみの一つです。

 

清原忠之さん(東京事務所 2018年1月~)


Q: HRNでインターンを始めたきっかけは?

もともと人権の分野に関心を持っていたので、そこに関わる機会を探していたときに見つけたのがHRNでのインターン・ボランティアでした。HRNは日本国内だけでなく、世界の人権の課題について声明を発表したり、国連に提言をしたりと魅力的な活動をしており、自分もそこに関わってみたいと思っていました。

Q:普段どんな仕事をしていますか?中でも好きな仕事は?

声明文の翻訳、イベントの手伝いや記録から、事務的な作業まで色々なところに関わっていて、それぞれが貴重な経験になっていると思います。
翻訳やイベントの記録では、実際に起きている人権問題を深く知ることができ、また、自分の作業が成果として残るので、非常にやりがいのあるものであると感じました。一方で、事務的な作業も、NGOが実際にどのように動かされているのかを知ることができる良い機会だと思います。
自分は週1回程度でボランティアという位置づけで活動していますが、自分から積極的に動けば、やりがいのある活動ができると思います。

Q:インターンをしてみての感想、よかったこと、おすすめポイントなど。

日本で普通に生活していると、特に海外の人権問題について詳しく知ることができる機会は限られていると思いますが、HRNでの活動を通じて、自然とそれらの問題に触れる機会が増え、自分自身の問題意識を強めることができたと思います。
また、HRNには留学生や、様々なバックグラウンドの人たちが集まっていて、普段からそのような人達の考え方に触れることができるということも、良い刺激になると思いました。

S.T.さん(東京事務所 2018年1月~)

Q:HRNでインターンを始めたきっかけは?
今年の4月から国際人権法のゼミに入ろうと思っていて、その前にこの分野に携わることがしたいと思い、インターネットで調べてヒューマンツ・ナウのことを見つけたのがきっかけです。自分はインターンをしたことがなかったので、最初はとても不安でしたが、他のインターン生や周りの方たちがやさしく教えてくれたので徐々に仕事に慣れてきました。

Q:普段どんな仕事をしていますか。
普段は事務の作業やイベント運営の手伝いをすることが多いです。また、英語や日本語の翻訳を手伝ったり、声明文の要約をすることもあります。中でも私が好きなのは、イベント運営の手伝いです。イベント運営の補助を行いながら、人権分野の講演会に参加できるので、今まで自分の気づかなかったような人権問題に気づくことができました。大学生の内から、国際社会に貢献している仕事を体験させてもらって、自分も将来こういった道に進みたいと思うようになりました。

Q:インターンしてみての感想
ヒューマンライツ・ナウの事務所では、たくさんの個性のある人がいて、とても楽しいです。海外のインターン生も多く在籍しているので、実践的な英語を話す機会に恵まれていると思います。また、普段では会えないような国際分野で活躍する弁護士の方たちと話す機会があり、「もっと英語と法律を勉強したい」という気持ちにさせてくれる場です。英語と法律の両方を学びたいという志のある方には、絶好の場所であると思います。

Kさん(東京事務所 2018年1月~)


私がヒューマンライツ・ナウ(HRN)のインターンをさせていただいたのは、リーマンショックで10年以上身を置いていた金融機関を去り、真剣に自分がこの先するべきことを考え、再度、国際人権法を学び直した翌年の、2010年5月から9月までの5か月間でした。
5か月間に、ミャンマーの軍事政権(当時)の模擬裁判や、インドの児童労働の現状報告書の要約や国連レポートのリサーチ、カンボジアのSGBVの報告書の要約など、ICCPR, CRC, CEDAWにまたがった事案を担当したことは、自分の知識の再認識とともに現実世界で起きている悲惨な人権侵害の状況を改めて認識する大変良い機会でした。また、リサーチや報告書作成を通して、技術的な面を学ぶことができ、現地NGOとのコミュニケーションや模擬裁判の準備など、NGO運営のオペレーションについても、実際体験することができたのは、とても貴重な経験でした。
私は、HRNでのインターンの後、2010年10月からブルンジ共和国にUNV Human Rights Officerとして派遣され2年間の任務の後、去年(2015年)開設された国連人権高等弁務官事務所ブルンジオフィスのHuman Rights Officer として、ギテガ地方オフィスのチーフの任に着いています。ブルンジは昨年4月末から、大統領三選をめぐり、500名以上の死者、20万以上の避難民、拷問や失踪者、不当逮捕等の多くの犠牲者を出しています。こうした人権侵害の状況に対し、昨年12月国連安保理決議による人権調査報告書に基づく先月(9月)の人権委員会決議に反発し、報告書は虚偽であると訴える全国デモ、独立人権専門家のPNG、ひいては私達の人権オフィスへの協力停止、そしてアフリカ発のICC(国際刑事裁判所)脱退等、見事なまでの(?)UDHR、国際人権規約や国連憲章等、そして法の支配への挑戦が続いています。

毎日の留置所・刑務所の視察や被害者救済をはじめ、報告書作成、スタッフやオフィスの安全配慮等、多くを必要とされる任務ですが、HRNでのインターン経験が、こうした任務に必要な予備的な知識や経験を授けていただいたことに感謝しています。

守田聖子さん(元 東京インターン)


HRNで得たかけがえのない経験、将来に活かしたい私は、現在、カナダのサイモン・フレイザー大学で国際関係学を勉強しています。HRNでの4か月間のインターンシップは、自分たちの目の前には多くの問題があるのに、なぜか、見過ごしてしまっている現実に気づくという学びの毎日でした。また、HRNのスタッフやイベントで出会ったたくさんの方々から人権擁護に対する情熱をもらいました。このような経験の機会を与えてくれたHRNには感謝しています。
将来は、私がHRNで得たような経験をすることができない困難な人々に、同じような機会を与えるような仕事をしたいと思っています。私たちの多くは、世界で起きている問題にとても無関心になってきています。しかし、自分が無関心のままでは、今ある問題は将来も解決されないままになります。私は、すべての人類が幸福に暮らせるために必要な新たな変化を促すために、ぜひ、HRNで得た経験を活かしていきたいと思います。

アビーア・ラシード(元 東京インターン)