組織改革および体制変更のお知らせ


ヒューマンライツ・ナウは、設立から15年目を迎えるにあたり、ビジョン・ミッションの実現に向けた持続可能な活動をめざして、組織体制を改革してまいります。

これまで活動を続けるなかで、一定の改善を見られる人権課題や状況もありますが、一方で新たな人権侵害の発生や状況の深刻化も見受けられ、世界には取り組むべき人権問題、助けを必要としている人々が今なお多く存在しています。そこでヒューマンライツ・ナウは、15周年を迎えるタイミングで、より積極的に機動的に、より多くの方々を巻き込んで、国境や世代を超えた活動を展開すべく体制を整えてまいります。

 

事務局長交代

事務局長退任のメッセージ ━ 伊藤和子

2006年の発足以来事務局長として活動をしてきたHRN が無事、15周年を迎えることができました。団体は「構想」であったものが現実になり、国連協議資格を持つ国際人権NGOとして成長を遂げることができました。国内では影響力のある団体として認知され、いくつかの分野で成果を上げてきました。一方で、国際的には中国や香港など、アジア地域での自由の抑圧、ミャンマーのクーデターやウクライナ紛争などの武力紛争下での人権侵害のエスカレート等、益々団体が存在意義をかけて戦わなければならない事態が進んでいます。

人権活動はネバーエンディングストーリーだと痛感します。こうしたなか、団体は、事務局長を小川隆太郎弁護士に交代し、世代交代を進める決断をしました。多くの人が共に課題を担い、未来につないでいく持続可能な組織にしたいと考え、時間をかけてトランジションを進めてきました。おかげさまで小川事務局長を中心に、信頼できる新しいリーダーシップががんばってくれています。

私は引き続き副理事長兼ニューヨーク法人代表として、今後もHRNで人権活動に取り組む所存です。皆さまにはこれまで支えてくださり、本当にありがとうございました。そして、新体制への変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いします。

 

事務局長就任のメッセージ ━ 小川隆太郎

2006年にヒューマンライツ・ナウが設立されてから15年が経過しました。この間、皆さまのご支援・ご協力を頂きながら伊藤事務局長が団体を引っ張って参りましたが、この設立15周年を機に、ヒューマンライツ・ナウは、より積極的に機動的に、より多くの方々を巻き込んで、国境や世代を超えた活動を展開すべく、新たな体制に移行いたします。

伊藤事務局長は今後、アドボカシー担当副理事長として、これまで以上に国際人権活動の展開に特化することとし、団体の運営実務は、私、小川隆太郎を新事務局長とし、他の事務局次長(稲岡優美子、馬場龍行、佐々木亮、佐藤暁子、髙橋済)や事務局員の皆さまと共にワークシェアをしていきます。

この15年間、活動による一定の成果も見られますが、世界を見渡すと依然として多くの深刻な人権侵害が目の前に広がっています。権威主義の広がり、社会の分断の表面化、気候変動問題、ややもすれば戦争が始められてしまう。今この情勢にあって、日本発の国際人権NGOであるヒューマンライツ・ナウが、国境や世代を超えて、国際人権基準の観点から人権尊重を訴え続けること、人権が守られた平和な世界を希求し続けることは、益々その意義を高めていると確信しております。

この団体に関わってくださる全ての方々……会員・サポーターの皆さま、理事監事、運営顧問、アドバイザー、プロジェクトメンバー、スタッフ。みんなで円陣を組み、深刻な現実と向き合い、その解決に向けて声を上げ続けていきたいと考えております。ぜひ今後ともヒューマンライツ・ナウを宜しくお願いいたします。