今年は世界人権宣言から70年。しかし、人権は今、世界的に
自国優先、排外主義の台頭の影響で大きな危機に直面し、日本もその例外ではありません。
「LGBTには生産性がない」等とする新潮45を舞台とする言論が大きな話題となり、
人権を軽視、否定する言説が横行しています。
こうしたなか、私たち市民一人ひとりはどんな活動によってそうした言説と対抗していくこと
ができるでしょうか。
BuzzFeed Japan編集長として#MeTooやLGBTの権利を後押しし、フェイクニュースの問題にもコミットされている古田大輔さん、マイノリティや女性、若者の存在感が際立った米国中間選挙取材に当たられてきた在米ジャーナリスト津山恵子さん、鋭い視点で時代を分析し、若者の貧困の現状に即した問題提起をされている雨宮処凛さん、若手LGBTアクティビストとして注目される松岡宗嗣さんをお呼びして、様々な視点から考えていきたいと思います。是非、多くの方のご参加をお待ちしています。
2019年以降の世界で人権が尊重されるために何をしたらいいか、是非考えていきましょう。
■日時 2018年12月7日(金) 18:30~21:00 (18:00開場)
■会場 青山学院大学 総研ビル11階 第19会議室 (東京都渋谷区渋谷4-4-25)
・JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」
宮益坂方面の出口より徒歩約10分
・地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩約5分
・古田 大輔 BuzzFeed Japan編集長
・雨宮 処凛 作家・活動家
・津山 恵子 ジャーナリスト・ライター・フォトグラファー
・松岡 宗嗣 一般社団法人fair代表理事
・増原 裕子 LGBTアクティビスト
■参加費 一般1,500円/大学生1,000円/高校生500円
■申込方法 こちらのフォームからお申し込みください
■スピーカー プロフィール
古田 大輔 氏(BuzzFeed Japan編集長)
1977年福岡生まれ、早稲田大卒。2002年朝日新聞入社。社会部、アジア総局、シンガポール支局長、デジタル編集部などを経て、2015年10月に退社。同月、アメリカ発祥のメディアBuzzFeedの日本版創刊編集長に就任。ニュースからエンターテイメントまで幅広いコンテンツを配信し、ダイバーシティや#metooなどのテーマにも力を入れている。
雨宮 処凛 氏 (作家・活動家)
「反貧困ネットワーク」世話人。「週刊金曜日」編集委員。フリーター全般労働組合組合員。「こわれ者の祭典」名誉会長 「公正な税制を求める市民連絡会」共同代表。07年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。著書に『プレカリアートの憂鬱』(講談社)、『雨宮処凛の闘争ダイアリー』(集英社)等多数。最新刊は『14歳からの戦争のリアル』(河出書房新社)。
津山 恵子 氏 (ジャーナリスト・ライター・フォトグラファー)
長崎市長認定の長崎市平和特派員。共同通信社に約19年間勤務。福岡支社、長崎支局、経済部を経て、2003年からニューヨーク経済担当特派員。2007年から独立のジャーナリストに。日本外国人特派員協会(FCCJ)正会員。AERA(朝日新聞出版)、ハフィントン・ポスト、週刊ダイヤモンド(ダイヤモンド社)等に米国の政治・経済・社会について執筆。テレビ朝日「報道ステーション」、BS-TBS「週刊報道ライフ」等、出演多数。著書に『教育超格差大国アメリカ』(扶桑社新書)、『カナダ デジタル不思議大国の秘密』(現代書館、カナダ首相出版賞審査員特別賞受賞)、他。
松岡 宗嗣 氏 (一般社団法人fair代表理事)