今年の秋のHRNのチャレンジをサポートしてください。

皆さま、まだ暑い日が続きますが、お元気でお過ごしでしょうか。
HRN事務局長の伊藤です。日頃より、特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)の活動にご支援・ご協力いただき、ありがとうございます。
HRNは今年7月24日に第11回通常総会を開催、本人出席・委任状により定足数を満たし、役員の選出等を済ませることができました。
総会後には、恒例のトークイベント「オリンピック&パラリンピック×人権:2020年までに達成したい!ダイバーシティー・人権の課題を語ろう」を開催、2年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックを前に、日本の人権課題として、障害者、女性、LGBT、外国人差別をめぐる課題を確認する貴重な企画となりました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
さて、今年の秋のHRNのチャレンジについて御紹介させていただきます
◆チャレンジその1
 HRNは、9月末に事務所を移転し、10月1日から新事務所でのスタートを切ることになりました。
移転は、同居していたオックスファムジャパンが現在の事務所ビルからの撤退を決定されたことによるものですが、団体規模も大きくなり、大変手狭になっており、もっと広いスペースに移転し、団体の成長につなげたいと考え、移転先を探すことにいたしました。
 皆さまにご心配をおかけいたしましたが、おかげさまで、新事務所が東京都新宿区山吹町(最寄駅は神楽坂・江戸川橋)に決定しました。
 新しいエリアでは、事務所も広くなり、より身近に支援者、市民の皆さんに集まっていただき、サポートいただける団体に成長していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
この移転にあたり、敷金、礼金、転居費用、内装等で相当の費用がかかります。既に、7月以降温かい御寄付をいただいておりますが、まだ目標額に50万円以上届いておりません。
そこで、事務所移転を含めた募金に是非ご協力いただければ幸いです。
◆チャレンジその2
また、HRNでは秋以降、以下のような活動に資金を必要としています。
・女性・子どもの権利に関する活動(AV出演強要被害、性暴力、児童ポルノ被害、セクハラ、オンラインハラスメントの根絶に向けた調査・提言・ロビー活動を予定しています)
ミャンマーにおける教育支援活動とアジア地域における人権調査活動(今年度助成金がとれていないため、わずかな資金で活動しています)
・ビジネスと人権に関する調査提言活動  アパレル企業へのアンケート等のキャンペーン活動を予定しています。
・ニューヨーク、ジュネーブにおける国連アドボカシー活動(国際人権NGOとしての役割を一層強化し、影響力を増すために、拠点強化が今後の大きな課題です)。
・核兵器禁止条約の発効を含む、非人道兵器をなくすための国際キャンペーン活動
・新しいイベント・世界子どもの日・ユースフェスティバルの実施
こうした活動を進めていくため、是非、皆さまから、ご寄付にご協力いただけますと本当にありがたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
併せて、ユーチューバーと一緒に、若い人たちに人権について身近に知っていただく取り組みも継続中で、クラウドファンディングを募って進めています。こちらにも是非ご協力をよろしくお願いいたします。https://motion-gallery.net/projects/rights_youtube
◆チャレンジその3
そして最後に、HRNが今年秋に行う新しいイベントをご紹介させてください。
◇ 世界子どもの日 ユースフェスティバル(新企画) ◇
今年11月17日、恒例のチャリティウォーク&ランに代わる新しいイベント
「世界子どもの日ユースフェスティバル」を開催することになりました(協賛・聖心女子大学 グローバル共生研究所)。これは、次世代を担うユースや子どもたちがもっと主体的に参加し、交流し、行動する契機にしてほしい、との思いからブレーンストーミングを開始し、様々な方々のご協力で開催が決定した、ユース主体の参加型のイベントです。新しい取り組みですので、是非皆さまのご支援で成功させたいと考えております。出展、実行委員、ボランティア、そして当日参加など、皆さまのお力をいただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。
◇ 世界子どもの日 中高生スピーチコンテスト ◇
また、HRNでは今年も第4回「世界子どもの日」中高生スピーチコンテストを開催します。ぜひ、皆さまのお子さんや周囲の方々にもお声掛けいただけると幸いです。ご応募をお待ちしております。
詳細は是非、こちらを御確認いただけると幸いです。http://hrn.or.jp/speech/
皆さま、昨今、財務省セクハラ事件、LGBTに関し「生産性がない」として差別を助長する重大な発言、スポーツ界での人権問題、そして東京医科大学の女性差別発覚、過労死を助長しかねない労働法制の導入など、人権の分野では憂慮すべきできごとが続いています。
私たちは皆さまのお力も得て、様々な人々と連携し、こうした事態を変えてまいりたいと思います。同時に、国境を越えた世界の課題についても一層尽力してまいりたいと思います。
まだまだ暑さが続きそうですが、皆さまには是非ご自愛されてお過ごしになられますよう。