8月5日(水) 19:00〜、オンラインイベント「みんなで変えよう変えよう!日本の性犯罪規定における問題点」を開催しました。
この勉強会は、JANIC(ジャニック)グローバル共生ファンドの助成により開催された、8月オンラインイベント第一回目です。
今回の勉強会では、女性の権利問題に関わる声明や改正案の作成をしている教授1名及び弁護士4名が登壇し、現行の性犯罪規定の問題点と私たちが求める改正案について、事例を用いて解説しました。
はじめに、伊藤和子事務局長は、2017年の性犯罪規定改正と残された課題、そして更なる刑法改正に向けたヒューマンライツ・ナウの活動を報告しました。
続いて、中山弁護士と雪田弁護士が、現在の刑法性犯罪規定の問題点とHRNの改正案を、事例とイラストを使って解説しました。地位関係性利用 性的行為罪/性交罪について事例と共に問題点を説明し、HRNは現に監護する者の定義を拡大して教師を含むことで、教育関係者による性暴力を処罰することを求めていることを説明しました。
参加者の方々からは、
「同じ女性として、問題を共有してゆきたい。」
「被害にあった方をサポートする仕組みについてもいろいろ調べようと思う。」
「刑法改正の論議について自らも調べてみたい。」など、イベントを踏まえてアクションを起こしていこうと思ったなどの感想を沢山いただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
なお、HRNのブログで、イベントレポートを公開しています。
ぜひご覧ください。