#WeTooとオリンピック:
スポーツ界の差別と性暴力に対して声をあげよう
来る3月12日、NY市内でヒューマンライツ・ナウ主催の女性の権利に関する討論会が行われます。(原題:#WeToo & Olympics: Collective Voice Against Discrimination and Sexual Violence in Sport)
恒例の女性の地位委員会(Commission on the Status of Women, CSW)が、今年も3月10日~22日まで国連本部で開催されます。それと平行して開催されるNGO CSWでは、女性の権利や地位向上のために活動する世界中の市民団体が、様々なテーマのパラレル・イベントを行います。
今年もヒューマンライツ・ナウは、以下のゲスト・スピーカー2名と伊藤和子事務局長による女性や少女の権利についての討論会を開催します。
Eメールによる参加申し込み受付中です。大勢の方のご参加お待ちしてます。
日程:2019年3月12日(火)
時間:6:15pm-7:45pm
入場開始:6:00pm
場所:The Armenian Convention Center (Vartan Hall)
住所:630 2nd Ave New York, NY 10016
入場:一般公開&無料(寄付歓迎)
参加申し込み:hrnnyinfo@gmail.com
ゲスト・スピーカー
• ナンシー・ホグスヘッド・マカー氏(Ms. Nancy Hogshead Makar)
オリンピック水泳金メダリスト。公民権弁護士。スポーツ界の少女・女性に法的アドボカシーを施す非営利団体ChampionWomenの取締役。共著に、性別による差別を禁止する連邦法と社会変革を書いたEqual Play, Title IX and Social Changeがある。
• ジェニファー・セイ氏(Ms. Jennifer Sey)
アメリカナショナル体操チームメンバーに7回選抜される。1986年のナショナル・チャンピオン。リーバイス(Levi Strauss & Co.)のシニア副会長&チーフ・マーケティング・オフィサー。エリート体操選手としての体験を基にした著書Chalked Upは、ニューヨーク・タイムズEブックのベストセラーにもなっている。
2020年の東京オリンピック開催まで残りあと1年半足らずとなりました。オリンピックは世界中の注目を浴びる国際イベントです。主催国内ならびに国際社会で、少女や女性に対する差別や性的暴力、さらには人権一般に対する意識を高める絶好の機会でもあります。
今回のイベントでは、アメリカのスポーツ界における差別や性的暴力の実態、それらが許されてしまう社会的あるいは文化的背景、被害をなくすための取り組みなどを紹介するとともに、スポーツ界、そして社会一般における女性に対する差別や暴力をなくす必要性を討論します。また、声を上げた被害者を大勢でサポートすることによって社会変革を可能にする#MeTooや#WeTooの重要性と可能性についても討論します。
◇チラシはこちらから:wetooeventflyer