国連の「世界報道自由デー(5月3日)」に合わせて、ヒューマンライツ・ナウは、フィリピンのジャーナリストのフレンチー・メイ・カンピオ氏の釈放などを訴えるNGO共同のオンラインキャンペーンに参加しました。ヒューマンライツ・ナウは、民主主義社会の根幹をなす「表現の自由」への抑圧に反対します。
フレンチー・メイ・カンピオ氏については、国連特別報告者からも共同声明が出ています。詳細は、こちら。
「世界報道自由デー」に寄せて
世界報道自由デーにあたり、私たちは、ときに多大な個人的犠牲を払いつつ、真実の追求を生涯の使命としてきた女性や男性たちに連帯の意を表します。メディアに携わる者にとって、この日は、私たちの仕事が決して自己のためではなく、人々に奉仕するものであることを改めて思い起こさせる日です。
私たちは引き続き、フレンチー・メイ・カンピオ氏の即時釈放を求めます。彼女の継続的な収監と、今年1月の判決は、単なる一人のジャーナリストへの攻撃ではなく、地域メディアを機能不全に陥れようとする試みです。数々の嵐を乗り越えた歴史の証人であるフレンチー・メイがいるべき場所は、刑務所の独房ではなく、報道の現場です。私たちはフィリピン政府に対し、司法を利用した嫌がらせを終わらせ、ジャーナリズムは犯罪ではないことを認めるよう求めます。
今年、私たちはあまりにも早くこの世を去った二人の輝かしい存在を偲び、深い悲しみを抱いています。私たちは、彼らが始めた仕事を引き継ぐことで、その功績を称えます。
• RJ レデスマ
地域ジャーナリストであり、オルタミディアの地域コーディネーターであったRJは、4月、西ネグロス州で殺害されました。RJは農村の貧困層の擁護者であり、単に取材するだけでなく、その現場に身を置くことを選びました。オルタナティブ・プレスでの活動を通じて、RJは農民や労働者と共に暮らし、いわゆる開発プロジェクトが彼らの土地に与える影響を記録し続けました。
• デンプシー・レイエス
4月26日に逝去したフィリピン・デイリー・インクワイアラー紙の記者、デンプシー・レイエス氏の死を悼みます。わずか29歳だったデンプシー氏は、同僚たちからニュースルームの「明るい光」と呼ばれ、雑音に惑わされず真実を見抜く直感を持っていました。
私たち、メディアに携わる女性たちは、決して挫けません。報道の自由は、公正な社会の礎であるからこそ、私たちはそれを守るために闘い続けます。




