HRNは20周年を迎えました。皆様のご支援に感謝申し上げます。

HRNは20周年を迎えました。皆様のご支援に感謝申し上げます。

日頃よりご支援くださっている会員、サポーター等、お世話になっているみなさまへ

おかげさまで7月28日、HRNは20周年を迎えました。机一つ・人権への思いだけで始まったこの団体は、皆様のご支援に支えられ、今日まで、様々な人権活動を展開することができ、心より御礼申し上げます。おかげさまで2012年に国連協議資格を取得し、日本の他、ニューヨーク、ジュネーブにも拠点を置くことができ、日本国内では認定NPO法人として認められ更新を重ねています。

活動範囲も広がり、大きな成果も得てきました。直近5年間を見ても、女性の権利分野では勇気を出して声を上げた人たちと連携して性暴力をなくす取り組みが社会の共感を得て、刑法性犯罪規定改正、AV出演被害防止に関する立法を実現する一方、先駆的な取り組みを進めてきたビジネスと人権の分野では、多くの企業が「人権」を意識した取り組みを進めるようになり、課題はありつつも、社会全体で人権意識が高まってきたことを感じます。近年ではミャンマーなどアジア諸国だけでなく、中東、ロシア・ウクライナ等、活動地域も拡大しました。HRNはその取り組みを評価いただき、2024年には沖縄平和賞を受賞することができました。こうした成果を得られたのも、ひとえにいつも支えてくださっている皆様のおかげです。

一方、世界と日本における人権状況は大きな危機に直面しています。米トランプ政権等による国際秩序の破壊によって、世界では違法な軍事行動が横行し、女性や子どもを含む多くの無辜の市民の命が奪われ、重大な人権侵害が繰り返されています。また、世界中で権威主義が拡大し、中国、香港、ミャンマー、カンボジア等アジア地域でも人権活動家や民主主義を求める人々が監視・弾圧され、多くの人が声を上げる機会を奪われています。日本国内でも差別と排外主義が深刻化しています。

こうした危機の時代において、HRNの真価は問われていると思います。私たちは、国内外の深刻な人権侵害に臆することなく、正面から立ち向かい、人権侵害を生み出す政府の政策の変更・企業行動の是正を求めて声を上げます。また、社会における差別と排外主義にも立ち向かいます。声を上げにくい状況に置かれた人々、自由を奪われた人々に代わって、国際社会に警鐘を鳴らし、国際人権基準に即した解決を求める役割を果たし続けます。そして、これまで同様、当事者の方々や諸団体、さらに若い世代と連携し、光の当たらない様々な人権課題の解決に向けて取り組みを進め、理不尽な実情を少しでも解決してまいります。
いまこそ、HRNの影響力を一層強めることが求められていると思います。どうかこれからもかわらぬご厚情とご支援を皆様に申し上げます。そして、応援と共感の輪をもっと広げていただけると幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

理事長 新倉修
副理事長 伊藤和子・後藤弘子
事務局長 小川隆太郎
理事一同