第9回
「世界子どもの日」
人権映像コンテスト
応募期間:2023年8月28日(月)~11月24日(土)
主催:認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ
審査結果
9回目となる今回は、今までと比べてとても多くの方からご応募をいただきました。小学生から18歳と若い世代対象のコンテストで、たくさんの方から応募をいただき、人権についての関心が高いことを感じられ、とても嬉しく思います。
また、映像一つ一つのクオリティも高く、それぞれの作品から多様なメッセージを受け取ることができました。そして、ご応募いただいたみなさんから、声を上げる勇気が感じられ、意義のあるコンテストとなりました。
ご応募くださった皆様、ありがとうございました。
今後も人権や身の周りの問題に関心を持ち続けてくだされば幸いです。
第9回「世界子どもの日」人権映像コンテスト
審査委員
スピーチ部門
The Golden rule for society,human rights for you.
ー 講評 ー
自身の経験を反映した内容、困難に立ち向かった経験、声を上げる勇気を感じられるスピーチだった。「ゴールデンルール」をタイトルに使い、それをスピーチに効果的に織り込んでいた点も良かった。メッセージ性の強さが高く評価できる。また、アイコンタクトがしっかりとれており、伝えようという姿勢も優れていた。
ー 講評 ー
自身の経験や日常生活で感じる戸惑いの中から、普遍的な人権に結びつけていた点が評価できる。ジェスチャーや表情を効果的に使いながら、自身の感情や考えを伝えようとしている姿勢が印象的だった。感情がこもっていて引き込まれるようなスピーチとなっていた。
ー 講評 ー
自身の経験を基にした、シンガポールと日本の社会状況の違いを述べていて、非常に良かった。
他の国との違いに基づいて、日本社会には何が必要かという具体的な提言になっていた。
自身の体験を語る勇気が伝わった。
作者の表情がアップで映っている点が効果的ではあるが、上半身まで映るようにすると、手ぶりなども分かり、さらに効果的に伝わると思う。
動画部門
ー 講評 ー
自身で描いたイラストの表現力がとても豊かだった。音楽と気持ちが映像と合っており、映像音響効果がすぐれていた。
友達のストーリーから想像力を膨らませて、映像に仕上げたところに才能を感じた。
短い時間で印象に残るメッセージを伝えることができていた点で高く評価できる。
ー 講評 ー
外国人の人権状況のひどさが伝わってくる内容で、一般的な外国人の扱いと、作者自身が所属しているグループの状況をカバーしていて良かった。ネット上の書き込みなどリアリティのある素材や多様な情報を可視化してわかりやすくまとめている点が良かった。日本にいるマジョリティの日本人が気が付かない、外国人の観点の内容を上手く伝えることができている点が評価できる。
映像内で出てきた「ルールを守る」という言葉に関して、「ルール」そのものの是非についても問う視点が入ると、より豊かな内容になると考えられる。
ー 講評 ー
映像部門では創作映像が多い中で、表現方法を自分の歌にしてパフォーマンスしたところがユニークで評価ポイントとなった。 「人権」というと素直に受け入れてもらえなかったり、押しつけがましくなることもあるが、彼女の歌声を通じてメッセージが自然に伝わり、みんな素直に受け入れられるように感じられた。また、最後には茶目っ気のある映像もあり、より親しみの感じられる内容となっていた。
人権映像コンテストについて
認定NPO法⼈・ヒューマンライツ・ナウは、「世界⼦どもの⽇」によせて、今年も⼈権映像コンテストを開催します。このコンテストを通して、「より安全で平和な世界を築きたい」という想いを形にしてみませんか︖⽇本から世界へ、⼦どもたちの笑顔の輪を⼀緒に広げましょう。
新型コロナウイルス感染症の流⾏で、⼈権問題が深刻化した⼀⽅で、問題が顕在化されたことを機に⼈権問題への取り組みが前進した例もありました。⽇々⼤きく変化する世界でみなさんが、⼈権について「学び」、「考え」、「発信」し、より良い未来を築く⼀歩を踏み出すきっかけとなることが、この企画の⽬的です。世界や⾝のまわりの⼈権に関する映像作品を送るだけであなたも簡単にコンテストに参加することができます。ぜひ、積極的な応募をお待ちしています。
審査委員
三浦 まり 氏
上智大学法学部教授/ヒューマンライツ・ナウ理事濱田 邦夫 氏
弁護士/元最高裁判事/ヒューマンライツ・ナウ運営顧問高遠 菜穂子 氏
エイドワーカー/一般社団法人ピースセルプロジェクト代表理事高橋 悠太 氏
一般社団法人かたわら代表理事人権映像コンテスト応募方法
- 実施方法
応募者は下記応募規定の①もしくは②の映像ジャンルで映像を作成し、後述の方法で応募する。エントリー作品は、ヒューマンライツ・ナウ選出の審査委員により審査を行い、入賞者の映像を特設ウェブサイトに掲載する。
入賞作品は、多くの方々に視聴いただけるよう、ヒューマンライツ・ナウのHPにも掲載する。 - 応募規定
- 対象
- 小学生から18歳までの方
- 国籍不問
- グループでの参加も可能
- 映像作品の既定
- スピーチ部門
最大5分で、個人の活動や、人権に対する想いを述べる - 映像作品
最大60秒で、人権意識を向上させるアイデアや、きっかけとなるような映像を作成する。スライドを用いたプレゼンテーションや、人権について考えるCMのような作品が想定されますが、その他の表現方法でも構いません。
- スピーチ部門
- 映像作品のテーマ
「子どもの人権・権利について」、「世界や日本の子どもたちの人権状況」、「身近なところで感じた人権の大切さ」、「自分らしく生きれる社会」、「差別をなくすためには」など、人権について自身との関わりを中心に置いてスピーチしてください。
(参考)
・グレタ・トゥーンベリさんの国連でのスピーチ
・人権で世界を変える30の方法(合同出版)
・東海テレビCM「ジェンダー不平等国で生きていく。」
・1分でわかる”日本の男女格差” - 使⽤⾔語
⾔語は問いません。ただし、⽇本語・英語以外によるスピーチ・啓発動画作品には、⽇本語または英語で字幕を付けてください。また、応募・選考に係る連絡・⼿続は、⽇本語で⾏います。 - 募集期間
2023年8月28日(月)~11月24日(土)
- 対象
- 応募方法
ステップ1:「応募に当たっての確認事項」「注意事項」をご一読ください。
ステップ2:動画のアップロード
①Youtubeに「限定公開」で動画をアップロードしてください
※既に公開済みの動画の場合は、そのままで構いません
②動画のYoutubeのリンク先を後記の応募フォームへ登録ください
ステップ3:応募フォームから応募
下記の「応募する」ボタンをクリックして、応募フォームに応募項目を記入して送信してください。
<応募項目>
氏名、ふりがな、年齢、メールアドレス、電話番号、所属、保護者名、保護者連絡先、スピーチ・映像作品タイトル、Youtubeのリンク、アンケート - 入賞発表の日:12月上旬ごろ
特設ウェブサイト掲載:⼊賞発表と同時期
- 応募に当たっての確認事項
- 応募作品は、返却いたしません。提出後の変更はできません。
- 応募作品の著作権は、主催者に帰属するものとします。
- 応募者は、応募作品に関する著作者人格権の不行使に同意するものとします。
- 入賞者の作品についてはヒューマンライツ・ナウのホームページ、スピーチ特設ウェブサイト及びその他刊行物などで紹介します。
- 映像について、関係者・寄附者にDVDでスピーチ映像を提供することを了解してください。(応募の時点で承諾を得たものと考えます。)
- スピーチを公開させていただく場合、応募者の氏名・年齢の掲載を考えています。もし、映像の公開にあたって氏名等のプライバシー情報の公開・秘匿について、事前の相談をご要望される方は、お申し込み段階で「応募フォーム」内メッセージ欄にご連絡ください。
- 作品制作及び応募に係る諸費用一切については、応募者の負担とします。
- 規約に反するような動画、コンテストの主旨と関係のない、もしくは適切でない動画、ご自身が制作していない動画、について、審査対象外となる場合もありますのでご了承ください。
- 映像の審査内容・結果に関するお問い合わせにはお答えできません。
- 入賞者の方には、メールかお電話にてご連絡いたしますのでご確認ください。優勝者につきましては、団体のイベントまたはオンラインでスピーチを披露していただきます。
- 応募いただいた方については、上記事項について、承諾を得たものと考えます。
- 注意事項
- 申し込みの際はご連絡のとれる電話番号をご記入ください。
- 個人情報の取り扱いにつきましては、弊団体個人情報保護方針をご参照ください。
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