審査委員

三浦 まり 氏(みうら まり)

上智大学法学部教授.カリフォルニア大学バークレー校にてPh.D. (政治学)取得.専門はジェンダーと政治、福祉国家論。主著に『私たちの声を議会へ:代表制民主主義の再生』(岩波書店,2015年),『日本の女性議員:どうすれば増えるのか』(編著、朝日選、2016年),『ジェンダー・クオータ:世界の女性議員はなぜ増えたか』(共編著、明石書店,2014年),『社会への投資: <個人>を支える <つながり>を築く』(編著、岩波書店、2018年)、Welfare Through Work: Conservative Ideas, Partisan Dynamics, and Social Protection in Japan (Cornell University Press, 2012).

濱田 邦夫 氏(はまだ くにお)

弁護士/元最高裁判事/ヒューマンライツ・ナウ運営顧問
1960年東京大学法学部卒業後、1962年に弁護士登録(第二東京弁護士会)。1966年に米国ハーバード大学ロー・スクール大学院を修了し、LL.M.号を取得。1981年4月~1982年第二東京弁護士会副会長、1991年4月~1992年4月環太平洋法曹協会(IPBA)初代会長を務めた。2001年5月に最高裁判所判事任官。2006年5月に退官・弁護士再登録後、森・濱田松本法律事務所の客員弁護士となる。その後、2011年6月 日比谷パーク法律事務所に移籍。現在、NPO法人 朝日カウンセリング研究会 会員、一般社団法人太陽経済の会 会長、日比谷パーク法律事務所 客員弁護士、くにうみアセットマネジメント㈱社外取締役、㈱ブロードバンドタワー社外取締役(監査等委員)、エスアイビーホールディングス㈱社外監査役を務める。

高遠 菜穂子 氏(たかとお なほこ)

イラク人道支援ワーカー 2000年よりインド、タイ、カンボジアでボランティア活動に専念。2003年5月からイラクでの活動開始。主に病院や避難民への緊急支援、医療支援などを行う。現在は、イラク北部ドホークに拠点を置き、「ピースセルプロジェクト」のメンバーとして演劇や読書を使った平和教育プログラムを構築中。

高橋 悠太 氏(たかはし ゆうた)

一般社団法人かたわら代表理事
中学1年生から核問題に関わり始める。以後、ノーベル平和賞を受賞したNGO「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」キャンペナーとして、核兵器禁止条約を推進。広島では、核政策について議員との面会を行う「カクワカ広島」を立ち上げ、現共同代表。東京では、学生団体「KNOW NUKES TOKYO」を創設し、被爆地の外で学生が集える場所を作った(2023年5月卒業)。その経験をもとに慶應義塾大学法学部卒業後、核廃絶のために地域に根差したシンクタンク「一般社団法人かたわら」を設立し、代表理事。調査研究と講演活動で全国を巡る。2022年、核禁条約締約国会議、NPT再検討会議に渡航し、現地でスピーチ。2023年5月以降は、「核兵器廃絶日本キャンペーン」準備事務局も担う。職業「核廃絶ネゴシエーター」