2024年チャリティーウォークに寄せて
昨年10月7日以降、東京23区の6割くらいの面積に200万人くらいの人が住むガザでは、4万人以上の人たちが命を奪われ、13000人以上の子どもが殺害されました。多くの子どもが家を失い、避難を余儀なくされ、学校や病院を空爆され、足を切断され、餓死をした子どもや赤ちゃんがいます。戦争にもルールがあり、民間人、特に子どもは絶対に守られなければなりません。しかし、それが守られていないのです。
今年の世界子どもの日は、大使館を巡りながら世界の子どもの権利について知っていただく機会にしたいと思いますが、特にガザの子どもたちに思いをはせていただきたいと思います。閉会式では、パレスチナで人道支援活動を続けている日本のNGOパレスチナ子どものキャンペーンのスタッフの方をゲストにお呼びします。是非ガザで、さらに世界で続く戦争で、今日も傷つき犠牲になっている子どもたちについて考え、私たちにできることを考える一日にできればと思っています。皆様のご参加をお待ちしております。
(副理事長 伊藤和子)