【イベント】東京開催12/8(月)HRN世界人権デーイベント「このままで良いのか ヘイト・スピーチ「明らかになった被害の実態」~聴き取り調査から見えてきたもの~

※NHKニュースサイトに人権デーイベントの記事が掲載されました。
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ヒューマンライツ・ナウ 人権デーイベント
2014年12月8日(月)19時~
このままで良いのか ヘイト・スピーチ  「明らかになった被害の実態」
   ~聴き取り調査から見えてきたもの~
■被害実態調査報告&在日コリアン若者の声 (※ヒューマンライツ・ナウ関西グループの聴き取り調査より)
○ デモを見て自分たちの存在が否定されたと思い、身体が震えてドキドキした。
○ 面と向かって憎悪感情を投げかけてくることに対し恐怖を感じた。
○ 「殺せ、殺せ、朝鮮人」と言われ、殺されるんじゃないかという恐怖が襲ってきた。
○ 自分でどうしようもできないことを理由に、「死ね、殺せ」と言われることの不条理。
■「穏健な表現」なら良いのか? 国連の要請する規制とは?
 日本には差別を禁止する法律も、在日コリアンや被差別部落の人々といった不特定多数の人々に対する差別、侮辱、憎悪の表明やその煽動を規制する法律もありません。「対象が多数なら、一人ひとりのこうむる被害は少ない」というのがその理由の一つとして挙げられていますが、ヒューマンライツ・ナウ関西グループが行った在日コリアンへの聴き取り調査は、それが事実でないことを明らかにしました。
国連は、ヘイト・スピーチが野放しになっている日本の現状を憂慮し、法律による規制を含め、「毅然として対処すること」を強く勧告しています。
今回のイベントでは、ヒューマンライツ・ナウ関西グループの調査結果を報告し、日本社会に生きる在日コリアンの若者たちが受けてきた差別やそれに関する思いなどについて、在日コリアン青年連合(KEY)のメンバーにもお話しいただきます。
日 時/2014年12月8日(月) 19時~21時 (開場:18時30分)
会 場/青山学院大学 青山キャンパス2号館 2階221号室 (150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25)
       <http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html>
        JR山手線、東急線、京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面出口より徒歩約10分
        地下鉄各線「表参道駅」B1出口より徒歩5分
資料代/1,000円
スピーカー/三輪 晃義 さん (弁護士)
         梁 英聖(りゃん・よんそん)さん (在日コリアン青年連合)
         師岡 康子 さん (弁護士)
           安田 浩一 さん (ジャーナリスト)
主 催/認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ
      110-0005 東京都台東区上野5-3-4クリエイティブOne秋葉原ビル7F
             電話:03-3835-2110 FAX:03-3834-1025
【スピーカー紹介】
三輪 晃義 さん (弁護士)
2012年1月大阪弁護士会登録。HRNヘイト・スピーチ調査プロジェクトチーム。
梁 英聖(りゃん・よんそん)さん (在日コリアン青年連合)
在日コリアン青年連合(KEY)常勤スタッフ。KEYで行ったヘイトスピーチなどに
関する、在日コリアン青年の差別実態アンケート調査報告書のとりまとめを担当。
師岡 康子 さん (弁護士)
2003~07年日本弁護士連合会人権擁護委員会委嘱委員、
枝川朝鮮学校取壊し裁判弁護団、大阪経済法科大学アジア太平洋研究
センター客員研究員、外国人人権法連絡会運営委員等。
共著書に『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか』(前田朗編著、三一書房)、
『外国人・民族的マイノリティ人権白書2010』(外国人人権法連絡会編、明石書店)ほか。
安田 浩一 さん (ジャーナリスト)
1964年、静岡県生まれ。『ネットと愛国ー在特会の「闇」を追いかけて』
(講談社)でJCJ賞および第34回講談社ノンフィクション賞受賞。
他の著書に、『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館)など。
≪参加申込≫ Eメールにて、ヒューマンライツ・ナウ事務局(info@hrn.or.jp)まで
           件名を「12/8参加希望」としてお名前、連絡先を明記しお申込みください。
※世界人権デーとは。1948年12月10日、国連総会で「世界人権宣言」が採択されたことを記念し、
毎年12月10日に世界中で「世界人権デー」の記念行事が行われます。